土屋公平 Live Tour「Struck a Blue Guitar」

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土屋公平「Struck a Blue Guitar」ツアー、千葉ANGAでのステージを観た。ソロツアーで初めての3ピース編成。公平さんを真ん中に、アップライトベースとドラムを左右に配置したステージは視覚的にバランスが良く、またサウンドも素晴らしいものだった。この日はツアー開始からまだ2本目、それなのにすでに何年もこのスタイルでバンド活動をしているかのような一体感。3人の出す音、PAエンジニアのまとめ方、ライヴハウスの空間、お客さんの反応、どれをとっても極上であった。

七夕にリリースされたばかりの「私的モード録音盤」10作目もこのステージと同じく、ドラムをJAH-RAH、アップライトベースを多田尚人の両人が担当している。リズム隊を生にするという「私的モード録音盤」での新たな試みは、作品のグレードを数ランクアップさせたように思う。やはり公平さんはバンドマンなのだ。アルバムからもステージからも強くそう感じた。

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終演後、ライブハウスの看板の写真を撮ろうとしていると、それなりの年齢とお見受けする女性二人組が出てきた。蒸し暑い夜にもかかわらず晴れやかな笑顔で「来てよかったぁ。なんか、寿命が伸びた気がするー」と語り合っていた。「若返る」ではなく「寿命が伸びる」という表現がなんとも味わい深く「高齢化社会バンザイ」なんて言葉が浮かんでは消えた。

現時点でツアーは4本終了。まだまだ続くのでお近くの方はぜひ足を運んでみてください。参考までにスケジュールを。

7/29(月) 横浜 THUMBS UP
8/2 (金) 高崎 club FLEEZ
8/3(土) 静岡 Sunash
8/21 (水) 高松 RIZIN’
8/22 (木) 広島 Live Juke
8/24 (土) 熊本 ぺいあのPLUS
8/25 (日) 福岡 ROOMS
9/8 (日) 大阪 knave
9/20 (金) 仙台 enn 2nd
9/23 (月・祝) 豊橋 AVANTI