シティボーイズミックス PRESENTS 「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」

シティボーイズミックス PRESENTS
「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」

 

[作・演出] 宮沢章夫
[出演] 大竹まこと/きたろう/斉木しげる(シティボーイズ)
     中村有志/いとうせいこう/戌井昭人/笠木泉
[音楽] 高田漣

音楽制作に参加させて頂きました。

シティボーイズミックス600

あなたたちの春に、スタジオレコーディングはじめる準備を・・

2月あたりに漣くんからシティボーイズの舞台音楽を作るとの情報を聞きました。
WEBで詳細を調べると、大好きな宮沢さん作、演出の舞台だということが分かり、僕は普段あまり感情を表に出しませんが、この時ばかりは漣くんに是非参加させてほしいとプッシュしてしまいました。

勝手にイメージトレーニング開始。
数年前、下北で宮沢さんの舞台を見たことがありましたので、舞台の空気感はなんとなく記憶に残っていました。
本棚にある、宮沢作品を再読。
シティボーイズのDVDを鑑賞。

録音スケジュールが決まり、徐々に舞台の内容が伝わって来ました。
すでに漣くんのデモ音源を使用して稽古を始めているとの情報あり。
デモを聞いてみると、スタジオ録音の際に求められている要素は、打ち込みでは表現しづらい部分、生楽器の躍動感や緊張感だと思いました。

スタジオ録音スケジュールは、ほぼ1日。その日からミックスダウンまで数日間あるのですが、その間ラフミックスを使用して稽古が進められるはずなので、スタジオ録音当日のラフミックス、で完成形に近い物を作らなければならないと思いました。

録音中はモニターボリュームをほぼほぼ固定して、曲によって音量差が出ないようにします。
激しい曲はコンプレッサーを使って音量が大きくなり過ぎないように、やさしい曲は録りの時にゲインを上げておきます。
とは言え、こちらが基本的なモニターバランスを返すことができていれば、バンドメンバーが曲に合わせて音色、音量を出音から変えてくれますので、僕はそれほど調整する必要はありませんでしたが。

そんなこんなで、スタジオ録音が無事終了。

ミックスダウン前に稽古場にお邪魔させて頂きました。
デモ音源からラフミックスの置き換えが行われ、稽古が進められていました。

もうミックスで余計な加工は必要ないと感じて、全体にラフミックスの調整という感じで全曲ミックス完成。
小さなこだわりで、メインテーマ テスコのペケペケギターにRoland RE501のスプリングリバーブを加えて深みを演出しました・・

ありがたいことに、4/2初日公演を観覧させて頂きました。
みんな、かっこよかった。

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