SUN POIKO 2ndアルバム 「犬の惑星」

SUN POIKO（散歩行こ）という犬仲間女性3人組がいる。彼女たちについては、私がグダグダと説明するより、下記のリンクを見てもらったほうが早い。

SUN POIKOオフィシャルサイト

このオバち、、いや、3人のおねえさまを、ただのシロウトだと見くびってはいけない。アレンジ担当のプチ巨匠、増本くんもシャッポを脱ぐ楽曲のクオリティ。namiさんmikiさんの紡ぎ出す作品には、ついつい聴き入ってしまう何とも言えないミリョクがある。

そしてそれらの曲をさらりと唄うfujiさんがまたステキだ。彼女の声は世田谷の奇跡といえるだろう。未聴の方はmyspaceを訪れ、ぜひとも試聴していただきたい（アルバム全曲1分間の試聴が可能）。ココロ奪われる人（特に男子）が多いのではないかと想像する（もちろん私もココロ奪われた一人だ）。

彼女の唄を聴いていると、ピッチ、タイミングをチマチマいじって修正することが、いかに不毛なのかと思い知らされる。日夜ヴォーカルエディットに励み、揃った波形を見て自己満足に陥っているヒト、一度聴いてみるがいい。

myspaceではPVを観ることもできる。私の一番のお気に入り「Happy Tail」がフルサイズでアップされているので、こちらも観てもらいたい。

PV中に、3月末日をもって閉鎖された一口坂スタジオでの録音風景も出てくる。このレコーディングは3月29日。私にとって最後の、実家で行う仕事だった。少し個人的な思いもこの曲には詰まっている（そんな大袈裟な話ではないが）。

アルバムはSUN POIKOオフィシャルサイト、またはAmazon.co.jp（現在は欠品中のようだが）で買うことができる。なおオフィシャルサイトから買うとイラスト集がついてくるそうだ。ただ数に限りがあるようなことを聞いた気もするのでお早めに。

犬好きな人にはもちろんのこと、そうでない人にも自信を持ってオススメする。百聞は一聴に如かず。聴いてみるべし。

1stアルバム「犬のうた」もいいですよ。

（注）一口坂スタジオ1stの写真は、写真家「佐藤可奈子」 さんより（無断で）ご提供いただきました。佐藤さんとは若い頃スタジオで出会い、その後ずいぶんとご無沙汰して、この日はおよそ20年ぶりの再会でした。 私はお腹も出てすっかりオジサンになってしまったのに、佐藤さんは変わらず若々しいままのお姿。会った場所が一口坂スタジオだっただけに、タイムスリップ したかと錯覚しました。