billboard classics「FUMIYA FUJII PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2014」が、5都市(東京、横浜、福岡、名古屋、西宮)7公演(福岡と西宮は2日間)、4月末から6月にかけて開催された。その西宮公演へ行ってきたので軽くレポートする。
会場は兵庫県立芸術文化センター。公演カレンダーを開くと、クラシックを中心に歌劇やバレエ、さらに落語や文楽などでスケジュールが埋まっている。当然ロック系アーティストの名前は見当たらない。
多目的ホールとは違い、明確な意図のあるその佇まいは荘厳で美しい。この空間が持つ豊かな残響音は、シルクのスカーフが頬を撫でるように滑らかだ。
舞台裏には、あと2つ3つステージが作れるほどの広大なスペースが控えている。天井も高い。 歌劇の舞台転換のために、このような空間が必要なのだそうだ。
忘れないうちに当日のセットリストを記しておこう。
M1_序曲(Another Orionのインストゥルメンタル)
〜フミヤさん登場〜
M2_TRUE LOVE
M3_君が僕を想う夜
〜Talk〜
M4_Life is Beautiful
M5_地上にない場所
〜Talk〜
M6_鎮守の里
〜Talk〜
M7_大切な人へ
M8_夜明けの街
〜15分休憩〜
M9_ドヴォルザーク 交響曲第8番第3楽章
〜フミヤさん登場〜
M10_Another Orion
〜Talk〜
M11_トワイライト
M12_わらの犬
M13_愚か者の詩
〜Talk〜
M14_なんかいいこと
M15_ALIVE
〜Talk〜
M16_Go the Distance
〜アンコール〜
M17_夜明けのブレス
全体で約2時間といった内容だった。
腰の重い私が西宮まで遠征したのは、コンサート最終日を収録するためである。しかしこれはどういった形で日の目を見るのだろう。なにか動きがあったら追加レポートをするつもりだが約束はしない。