4月16,17日、FFファンクラブ限定ライブ「CORE V」収録のため、Zepp Tokyoへ出掛けた(写真は隠し撮りしたリハーサル風景)。
定番のあれとあれが入っていない、COREならではのコアな選曲のセットリスト。
M1 MY TYPE
M2 方舟
M3 Style
M4 Solitaire
M5 Time Limit
M6 La La La Stranger
~Talk~
M7 点線
M8 さまよう果実
M9 この空の真下で(新曲)
~Talk~
M10 土砂降り
M11 わらの犬
M12 裏どおりの天使たち
~Talk~
M13 廃墟の模型
M14 どっちでもいいよ(新曲)
M15 カラスの冷めたスープ
M16 JOIN TOGETHER
~アンコール~
EC1 友よ
~Talk~
EC2 GIRIGIRIナイト(新曲)
EC3 Breakfast
久しぶりに目にする懐かしい曲の中に、未発表のものが3曲含まれている。詰めかけたファンのみなさんは初めて聴く曲であるはずなのに、時として既存曲をも上回る熱気で会場が包まれたことには、小さな驚きと(制作に携わる者として)大きな手応えを感じた。そのパワフルな新曲は、今年発売予定のアルバムに収録されるので期待していただきたい。
バンドメンバーはFF初参戦の4人。Drum大島賢治さん、Bass川渕文雄さん、Gtr沢頭”dora”尊志さん、Key伊東ミキオさん。バンド+フミヤさんで作り上げるサウンドは、ストレートなロックンロールで心地よかった。
今を賞賛することは過去を否定することではないということを、はっきりと断った上で言う。今回のステージにはこれまで以上に、胸の奥に響く何かがあった。それをひとことで表そうとすると「あったかい」という言葉が浮かぶ。「わらの犬」では特にそう思った。
〜君の肩にも やさしい雨が降る こらえきれぬ 涙のように〜
まだ体温を残したままの涙のような、やさしくあったかい雨がステージ上に降りそそいでいたと感じたのは、私だけだったろうか。
いつになるかは知らないが、このライブの模様はBlu-rayかDVDのパッケージで世に出ることだろう。会場で観ることができなかったファンの方々にも、音と映像からその雨を感じてもらえたら幸いだ。ただしそれを観て「冷たい雨だった」などの苦情は、私にもFFMにもしないでいただきたい。人それぞれ、感受性は異なる。人と人とがわかり合うことは常に難しいものである。