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35周年。あの頃、みんな若かった。

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2018年9月21日、藤井フミヤ35周年記念ライブツアー初日のダブルアンコール。サプライズゲストの登場で東京国際フォーラムホールAには、その日一番の歓声が湧き上がっていた。本編とアンコール合わせ22曲、それまでも結構な盛り上がりだと感じていたが、ファンの皆さまはいつまでもパワフルで若々しい。そんな皆さまの秘めたる想いが、ステージに彼らを呼び戻す力になったのだと思う。

彼らを初めて知ったのは14歳、中学2年生だった。学校に行く前、朝ごはんを食べながら観ていた「志賀ちゃんのおはスタ」。1983~84年の頃のことだ。それから時は流れ、働き始めた私は20歳になっていた。1990年、一口坂スタジオで初めて会った彼らは、とても大人に、いや、飾らずに言えば「オッサン」に見えた。いま思い返し、当時彼らがまだ20代中盤から後半だったのだと改めて気づき、驚きを覚えている。そしてこの日楽屋で会った50代の彼らの若々しさにも驚かされた。

ダブルアンコール曲リスト
EC-1  I Love you,SAYONARA
EC-2  Friends and Dream
EC-3  Long Road
EC-4  恋のGO Go DANCE!!
EC-5  NANA

笑いあり涙ありの素敵なステージだった。チケットを当てたラッキーな約5000人それぞれが、あの日の自分と邂逅したことだろう。エンディングで流れたデビュー曲に合わせ大合唱する様は、あの日の少女の姿(目を閉じていれば)だった。

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7~8年前、近所のブックオフで見つけたチェッカーズの写真集。辞書や図鑑や美術書やらの大型本に紛れ、無造作に置かれていた。そのまま放っておくのが忍びなく105円払って持ち帰った。久しぶりにそれを開いてみようとあちこち探したが、どうやら失くしてしまったようだ。あるいは置き場所に困り、オークションで売ってしまったのかもしれない。

アブラーズの35周年記念ライブが9月26日、恵比寿・リキッドルームで開催される(ゲスト/鈴木雅之、佐藤善雄、桑野信義)。さらに10月24日の大阪・なんばHatchでは、ゲストに藤井兄を迎えるそうである。チケット入手は困難かもしれないが、こちらもお楽しみに。