F-BLOODが結成20周年だそうである。え、もうそんなに、、、と訝ったけれど、、、2ndシングル「SHOOTING STAR」はNHKの長野オリンピックテーマソングだったなあ、、、オリンピックは1998年で、その前の年に1stシングル「I」が出たはずだから、、、なんてことが1秒くらいで脳内を駆け巡り、それで今年は2017年か、、、え、てことは日韓ワールドカップからは15年も経ってるの、、なんてことに寄り道をしつつも、確かに20周年だと納得した。
前作「Ants」から早9年、F-BLOOD3枚目のアルバム。昨年兄のアルバム「大人ロック」でお馴染みの大島賢治さんプロデュースである。
1 ROCK BAR
2 Want Chu
3 未来列車
4 Make me
5 Full moon night
6 東京Style
7 COOL BABY
8 To be continued etc.
9 孤独のブラックダイヤモンド
10 Love is blind
11 THE FRUSTRATIONS
12 君だけのHERO
「未来列車」は今春からTV「朝だ!生です旅サラダ」のエンディングテーマになっていて、先行配信もされているのでファンの方々はすでにチェック済と思われる。
先月すでに配信済だったことにさっき気づいた「孤独のブラックダイヤモンド」は、どことなく1983~4年頃「志賀ちゃんのおはスタ」にチェックの衣装で出ていた7人組が思い起こされ、当時そのバンドと寄り添って生きていた人の琴線に触れる、魂をふるふると震えさせるナンバーだ。全くふるふるしなかった、と言われてもそれは個人差のあることだから私は知らない。
このアルバムリリースに合わせ、ポニーキャニオンから1stアルバム、ライブアルバム、ライブDVDが同時に再発される。昔持っていたけど就職結婚離婚や引っ越しなどでなくしてしまった人、この機会に再び手に入れ、時計の針を巻き戻してみるのもいいだろう。あっという間の20年でも、それなりの濃淡で時は刻まれている。