月別アーカイブ: 2013年5月

Fumiya Fujii Live 2012 [Blu-ray&DVD]発売(されていた)。

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昨年収録した大宮のライブはいつ出るのかなー、なんて思いながら月日は流れ、気を抜いていたらすでに発売されていた。年末の国際フォーラムでのライブと2本合わせ技パックである。

私のようなオジサンが手にするとちょっと照れる、まるで写真集のような大きさの豪華パッケージ。これはもう写真集がメインで、DVD(Blu-ray)はオマケなのかと勘違いしてしまいそうになる(失礼ながら海洋堂の食玩が脳裏をかすめた)。

しかし心配ご無用、DVDがオマケなんてとんでもない。収録されたライブは両日とも素晴らしいデキだ。

大宮のガシッとしたバンドサウンド、国際フォーラムではストリングスとサックスを加えた彩りあるサウンド。どちらの演奏にもフミヤさんの唄が心地よく溶け込んでいる。いくつか同じ曲も演っているので、テイストの違いを堪能していただきたい。

個人的に、大宮でのアンコール2曲目「夜明けのブレス」は感慨深い。これは私がチェッカーズと出会った最初の曲。最初というのはスタジオで、レコーディングで、という注釈がつく。まだ一口坂スタジオ研修生扱い、20歳の頃のことである。

随所に出てくるドラムフィルを聴くと、ガラス窓の向こうで首を振りながら叩いていたあの日のクロベエさんが思い出される。緊張していて他のことはあまり記憶に無いのだが、その姿だけはハッキリと刻まれている。今回豪太さんはかなりオリジナルに近い感じで叩いていて、1番のサビ前で「ダッ、ダッ、ダッ」とスネアが3発きた時など、収録しながら少し心が揺さぶられた。

人それぞれ思い出の曲というのはあるだろう。私の場合、チェッカーズといえば、おはスタで観た「涙のリクエスト」と、この「夜明けのブレス」なのだ。

半年寝かした大宮分は初出だが、国際フォーラム分は2月にwowowでオンエアーされている。しかしその時は数曲カットされていた。製品は年末恒例「Come on! Syo-Chan(蛍の光)」も収録された完全版だ。さらに秋からスタートする30周年記念ツアーの、チケット購入者特別受付チラシも同梱されている。

コアなファンの方々はとっくにチェック済みで、もう映像をご覧になっていることだろう。未見の方でもし購入を躊躇っているのならば、ここで強くオススメしておく。在庫があるうちお早めに。いいお値段しますがね、、、。


Fumiya Fujii Live 2012 ~Life is Beautiful & Winter String~ [DVD]


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